サクラツツジ
Rhododendron tashiroi
高知県、佐賀県、鹿児島県にも生えていますが、主には沖縄です。山地の林縁などに自生していて、樹高は2〜3mになります。樹皮は赤褐色です。葉の長さは3〜8cmの楕円形で、枝の先端から輪生で3枚、または対生して2枚が出ています。[1][2]
2〜5月に淡い桃色の合弁花を咲かせます。上側の裂片の内側には赤紫色の斑が入ります。果実は細長い花柱が残ったまま7〜8月に熟します。沖縄本島の北端にある国頭村の花に指定されています。当地ではヤマザクラとも呼ばれているように、その花の色は桜の花に似ていて、サクラツツジの名もそこから付けられたと言われています。
本種の幹は屈曲なおかつ凸凹していて、径の大きなものは銘木とされ、茶室や床の間の柱として珍重されているそうです。
2〜5月に淡い桃色の合弁花を咲かせます。上側の裂片の内側には赤紫色の斑が入ります。果実は細長い花柱が残ったまま7〜8月に熟します。沖縄本島の北端にある国頭村の花に指定されています。当地ではヤマザクラとも呼ばれているように、その花の色は桜の花に似ていて、サクラツツジの名もそこから付けられたと言われています。
本種の幹は屈曲なおかつ凸凹していて、径の大きなものは銘木とされ、茶室や床の間の柱として珍重されているそうです。
Gallery
Rhododendron tashiroi
樹形
小石川植物園
Taken on Apr. 29, 2011
高知県、佐賀県、鹿児島県にも生えていますが、主には沖縄です。山地の林縁などに自生していて、樹高は2〜3mになります。
葉
小石川植物園
Taken on June 26, 2011
葉の長さは3〜8cmの楕円形で、枝の先端から輪生で3枚、または対生して2枚が出ています。
花
小石川植物園
Taken on Apr. 29, 2011
2〜5月に淡い桃色の合弁花を咲かせます。上側の裂片の内側には赤紫色の斑が入ります。
果実
小石川植物園
Taken on June 26, 2011
果実は細長い花柱が残ったまま7〜8月に熟します。
果実
小石川植物園
Taken on Apr. 29, 2011
Property
Rhododendron tashiroi
分 類 | |
和名: | サクラツツジ(桜躑躅) |
学名: | Rhododendron tashiroi |
目: | ツツジ目(Ericales) |
科: | ツツジ科(Ericaceae) |
属: | ツツジ属(Rhododendron) |
分布: | 日本、台湾 |
国内分布: | 四国、九州、沖縄 |
用途: | 建材 |
特 徴 | |
針葉/広葉: | 広葉樹 |
常緑/落葉: | 常緑樹 |
樹高: | 低木 |
葉形: | 単葉(不分裂) |
葉序: | 輪生/対生 |
葉縁: | 全縁 |
雌雄: | 雌雄同株(両性花) |