コメツツジ
Rhododendron tschonoskii
山地や亜高山の岩地や稜線沿いに自生しています。樹高は高くても2mほどで、こんもりとした樹形になります。葉は輪生状に互生で付きいて長さが1〜3cmと小さく、その縁や表裏に淡褐色の毛に覆われています。淡褐色の毛は若い枝にも多く、樹皮は灰褐色です。6〜8月、花冠が漏斗状で5裂した長さが5mmの小さな白い花を枝先に複数個咲かせます。[1][2][3][4]
米粒のような
小さな蕾が米粒に似ている、または米粒のように花が小さいことから、その名がついたと言われています。当種には亜種や変種があります。葉がさらに小さく花冠が漏斗状で浅く4裂するチョウジコメツツジ (Rhododendron tschonoskii var. tetramerum)、葉が大きく花冠が4裂する亜種のオオコメツツジ(Rhododendron tschonoskii subsp. trinerve)。また、オオコメツツジよりもさらに葉が大きく花冠が5裂するハコネコメツツジ(Rhododendron tsusiophyllum)もありますGallery
Rhododendron tschonoskii
樹形
樽前山
Taken on June 23, 2013
山地や亜高山の岩地や稜線沿いに自生しています。樹高は高くても2mほどで、こんもりとした樹形になります。
樹形
樽前山
Taken on Aug. 3, 2018
葉
樽前山
Taken on June 23, 2013
葉は輪生状に互生で付きいて長さが1〜3cmと小さく、その縁や表裏に淡褐色の毛に覆われています。
葉
樽前山
Taken on June 23, 2013
花
樽前山
Taken on Aug. 3, 2013
花冠が漏斗状で5裂した長さが5mmの小さな白い花を枝先に複数個咲かせます。
花
樽前山
Taken on Aug. 3, 2013
果実
樽前山
Taken on Sep. 8, 2013
Property
Rhododendron tschonoskii
分 類 | |
和名: | コメツツジ(米躑躅) |
学名: | Rhododendron tschonoskii |
目: | ツツジ目(Ericales) |
科: | ツツジ科(Ericaceae) |
属: | ツツジ属(Rhododendron) |
分布: | 日本、千島、朝鮮半島 |
国内分布: | 北海道、本州、四国、九州 |
用途: |
特 徴 | |
針葉/広葉: | 広葉樹 |
常緑/落葉: | 落葉樹 |
樹高: | 低木 |
葉形: | 単葉(不分裂) |
葉序: | 互生 |
葉縁: | 全縁 |
雌雄: | 雌雄同株(両性花) |