hashibami

ハシバミ

Corylus heterophylla var. thunbergii

 北海道、本州、九州の日当りの良い丘陵から山地に生えていますが、同属のツノハシバミの方が国内に多く自生しています。株立ち樹形で樹高は1〜2m、高いものだと5mにもなります。樹皮は灰褐色です。[1] 葉は長さ6~12cmの卵形で先端は尖っており、不規則に荒い鋸歯があります。若い葉には赤茶色の斑紋がありますが大きくなると消えます。
 3〜4月に雌花と雄花が咲きます。雄花は、カバノキ科に共通してみられる尾状の花序です。9〜10月に熟す果実は大きさ1〜2cmほどの球形で、雌花を包んでいた苞が大きくなって焼売の皮のように果実を包みます。

食用

 堅い殻の中身は栄養価が高く生のままでも食べることができ、昔から食されてきました。また、油を採取して神事の灯明に用いられたとのことです。一般に小売店でヘーゼルナッツとして販売されている実は同属のセイヨウハシバミです。[2][3]

Gallery

Corylus heterophylla var. thunbergii

樹形

小石川植物園

Taken on Apr. 29, 2011


 株立ち樹形で樹高は1〜2m、高いものだと5mにもなります。

冬芽

小石川植物園

Taken on Jan. 7, 2012


雄花序

小石川植物園

Taken on Mar. 5, 2011


 3〜4月に雌花と雄花が咲きます。雄花は、カバノキ科に共通してみられる尾状の花序です。

小石川植物園

Taken on Apr. 29, 2011


 葉は長さ6~12cmの卵形で先端は尖っており、不規則に荒い鋸歯があります。

樹皮

小石川植物園

Taken on May 4, 2011


 樹皮は灰褐色です。

Property

Corylus heterophylla var. thunbergii

分 類
和名: ハシバミ(榛)
別名: オオハシバミ、オヒョウハシバミ
学名: Corylus heterophylla var. thunbergii
目: ブナ目(Fagales)
科: カバノキ科(Betulaceae)
属: ハシバミ属(Corylus)
分布: 日本、ウスリー、アムール、朝鮮半島、中国
国内分布: 北海道、本州、九州
用途: 食用(果実)
特 徴
針葉/広葉: 広葉樹
常緑/落葉: 落葉樹
樹高: 低木
葉形: 単葉(不分裂)
葉序: 互生
葉縁: 鋸歯
雌雄: 雌雄同株(単性花)

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