New Trees 3
ハリガネカズラ
Gaultheria japonica
中部地方より北の本州にある亜高山帯に自生している日本固有種です。根元近くの針葉樹の幹、また倒木や大きい岩の上に絡まるようにして、よく分枝している個体を自生地では見ることができます。
Updated on Nov. 26, 2022
Read Moreホツツジ
Elliottia paniculata
ツツジ科植物に含まれる有毒成分であるグラヤノトキシン類を全株に含有しているとされています。これらを摂取すると神経系に作用し、しびれ、めまいや嘔吐、血圧低下などが引き起こされます。
Updated on Nov. 11, 2022
Read Moreアオダモ
Fraxinus lanuginosa var. serrata
本種は先駆種と極相種の中間に位置すると見られています。林冠下で稚樹として過ごした後、ギャップが形成されると生長する樹種のようです。群生することはあまりありません。
Modified on Nov. 6, 2022
Read Moreクロヅル
Tripterygium regelii
9〜10月に熟す果実の形状が特徴的で、3枚の羽を持つ淡い緑色の翼果がクロヅルの識別を容易にしてくれます。この翼果には紅く色付くものもあります。
Updated on Nov. 3, 2022
Read Moreイワヒゲ
Cassiope lycopodioides
樹高は10cm前後と低く、よく分枝した枝が岩をはって横に広がります。緑色の茎だけが広がっているように見えますが、これは十字対生した鱗状の葉が細い茎の周りにびっしりと付いているためです。
Updated on Oct. 28, 2022
Read Moreゴヨウイチゴ
Rubus ikenoensis
本州の中部以北の亜高山帯に分布する針葉樹林帯の林内や林縁に自生しています。つる性で地をはっていますが、倒木や岩などを上から覆うこともよくあります。
Updated on Oct. 23, 2022
Read Moreミヤマハンショウヅル
Clematis alpina subsp. ochotensis var. fusijamana
北海道から本州中部までの低山から高山帯の林縁などに自生しているツル性植物です。日本固有種で、茎の一部が木質化することからここでは木本としています。
Updated on Oct. 21, 2022
Read Moreヤマグルマ
Trochodendron aralioides
ヤマグルマは両性花ですが、雄しべが花粉を出してから雌しべが成熟する個体、逆に雌しべを受粉させてから雄しべが花粉を出す個体の2種類の個体が存在します。
Updated on Aug. 20, 2022
Read Moreニガイチゴ
Rubus microphyllus
ニガイチゴは地下茎で横に広がり新たな株を形成して、そこから地上茎を出します。地上茎の寿命は2年で、花を咲かせた2年生の茎は枯れてしまいます。
Updated on Aug. 17, 2022
Read Moreアラゲヒョウタンボク
Lonicera strophiophora
触るとわかりますが葉の表も裏も毛が密生していて、その手触り感はビロードのようです。葉の縁にも毛があるのですが、名の由来はこれらの毛深さからきています。
Updated on Aug. 14, 2022
Read Moreツルツゲ
Salix rugosa
表側に網目状のシワが入っているのが特徴で、縁には鈍い鋸歯があります。ちなみに学名の2文字目にある種小名「rugosa」は、ラテン語で「シワがある」という意味です。
Updated on Aug. 11, 2022
Read Moreキヌヤナギ
Salix schwerinii
ここでは、エゾノキヌヤナギを含めたキヌヤナギとして紹介します。白い絹のような毛が葉の裏に密生しているのが特徴的で、若い枝も白い毛に覆われています。