New Trees 4

タカネザクラ
Cerasus nipponica var. nipponica

 北海道から本州の中部地方以北に自生していて、本州地方では標高1000m以上の標高の高い場所に生えている桜です。樹高は0.5〜8mと低く、特に山地の尾根に強風によって横に伸びて広がった樹形となった個体が見られます。

Updated on Jan. 10, 2023
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ウラシマツツジ
Arctous alpinus var. japonicus

 葉が展開する6~7月、黄色からクリーム色のスズラン状の花を咲かせます。果実は最初の頃は緑色ですが、色づき始めて、最後に黒紫色に熟します。

Modified on Dec. 1, 2022
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ハリガネカズラ
Gaultheria japonica

 中部地方より北の本州にある亜高山帯に自生している日本固有種です。根元近くの針葉樹の幹、また倒木や大きい岩の上に絡まるようにして、よく分枝している個体を自生地では見ることができます。

Updated on Nov. 26, 2022
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ホツツジ
Elliottia paniculata

 ツツジ科植物に含まれる有毒成分であるグラヤノトキシン類を全株に含有しているとされています。これらを摂取すると神経系に作用し、しびれ、めまいや嘔吐、血圧低下などが引き起こされます。

Updated on Nov. 11, 2022
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アオダモ
Fraxinus lanuginosa var. serrata

 本種は先駆種と極相種の中間に位置すると見られています。林冠下で稚樹として過ごした後、ギャップが形成されると生長する樹種のようです。群生することはあまりありません。

Modified on Nov. 6, 2022
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クロヅル
Tripterygium regelii

 9〜10月に熟す果実の形状が特徴的で、3枚の羽を持つ淡い緑色の翼果がクロヅルの識別を容易にしてくれます。この翼果には紅く色付くものもあります。

Updated on Nov. 3, 2022
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イワヒゲ
Cassiope lycopodioides

 樹高は10cm前後と低く、よく分枝した枝が岩をはって横に広がります。緑色の茎だけが広がっているように見えますが、これは十字対生した鱗状の葉が細い茎の周りにびっしりと付いているためです。

Updated on Oct. 28, 2022
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ゴヨウイチゴ
Rubus ikenoensis

 本州の中部以北の亜高山帯に分布する針葉樹林帯の林内や林縁に自生しています。つる性で地をはっていますが、倒木や岩などを上から覆うこともよくあります。

Updated on Oct. 23, 2022
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ミヤマハンショウヅル
Clematis alpina subsp. ochotensis var. fusijamana

 北海道から本州中部までの低山から高山帯の林縁などに自生しているツル性植物です。日本固有種で、茎の一部が木質化することからここでは木本としています。

Updated on Oct. 21, 2022
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ヤマグルマ
Trochodendron aralioides

 ヤマグルマは両性花ですが、雄しべが花粉を出してから雌しべが成熟する個体、逆に雌しべを受粉させてから雄しべが花粉を出す個体の2種類の個体が存在します。

Updated on Aug. 20, 2022
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ニガイチゴ
Rubus microphyllus

 ニガイチゴは地下茎で横に広がり新たな株を形成して、そこから地上茎を出します。地上茎の寿命は2年で、花を咲かせた2年生の茎は枯れてしまいます。

Updated on Aug. 17, 2022
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アラゲヒョウタンボク
Lonicera strophiophora

 触るとわかりますが葉の表も裏も毛が密生していて、その手触り感はビロードのようです。葉の縁にも毛があるのですが、名の由来はこれらの毛深さからきています。

Updated on Aug. 14, 2022
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