New Trees 4

アポイカンバ

Betula apoiensis


 北海道の日高地方にあるアポイ岳にしか生育していない日本固有種です。樹高は高くても1mほど。唯一の自生地であるアポイ岳は地下深くにあるマントルが地表に表出したもので、かんらん岩が主体的です。

Updated on Dec. 2, 2018

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ケヤマウコギ

Eleutherococcus divaricatus


 枝先に1〜5個の花序を付けて8〜9月に散形花序の花を咲かせます。これら複数の花序のうち、一番先端の花序が両性花で、それ以外は雄花だけの単性花または単性花と両性花の両方のある花序です。

Updated on Nov. 18, 2018

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ベニバナヒョウタンボク

Lonicera sachalinensis


 低地から山地に生え、株立ちして樹高1〜3mほどになります。葉の裏や葉縁に細長い毛がところどころあるのが特長的です。ヒョウタンボクの実には毒があるというのが定説ですが、実際に毒があるのかどうかわかりません。

Updated on Nov. 12, 2018

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エゾノウワミズザクラ

Padus avium


 北海道と青森の主に低地、肥沃な湿地周辺や河川沿いに分布しています。国内の分布域は狭いのですが、国外では極東ロシアからヨーロッパに渡る冷涼な気候地帯の広範囲に自生しています。葉柄の上側にイボ状の蜜腺が2つあります。同属のウワミズザクラは葉身の基部に蜜腺がありますが、はっきりと識別できません。多数の花が咲くわりには結実率が低く、0~10%程度です。

Updated on Nov. 5, 2018

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チングルマ

Sieversia pentapetala


 6〜8月に花弁が5枚の白い花を咲かせます。大雪山系の裾合平にはチングルマの大群落があり、花の咲く時期の景色は見事です。同種は雪田植物です。多雪地では小さな谷やくぼ地に多量の雪が積もり、遅くまで雪渓として残りますが、これを雪田と呼びます。

Updated on Oct. 28, 2018

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オオバスノキ

Vaccinium smallii var. smallii


 北海道、本州、四国の低山から亜高山の林縁に自生していて、本州では雪の多い日本海側で見られます。樹高は1〜1.5mほどになります。花の色は赤と白の筋が入るものや、全体が赤くなるものがあります。葉には酸味があり、これが「スノキ」の名の由来です。日本でも栽培が盛んなブルーベリーはオオバスノキと同じスノキ属です。オオパスノキの果実も食べることができます。

Updated on Oct. 21, 2018

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ガンコウラン

Empetrum nigrum var. japonicum


 中部以北の本州、および北海道の亜高山から高山に自生しています。葉は長さが4〜7mmで幅が1mm弱ですが、幅方向の両端が丸まっていて中空の部分を形成しています。気孔のある葉の裏側はこの中空側にあり、またその出入口には毛が密生していてるため、蒸散した水分は外部に出にくくなっています。当種の実は食べることができます。ジャムや果実酒にするとおいしいそうです。

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ウラジロナナカマド

Sorbus matsumurana


 日本固有種で、本州の中部以北および北海道の亜高山から高山帯に生育しています。山地に生育する同属には、本種と同じ地域にタカネナナカマド、福島・新潟以西の本州、四国、九州の山地にナンキンナナカマド、本州中部の亜高山帯にサビバナナカマドが生育しています。タカネナナカマド以外は日本固有種です。ウラジロナナカマドで有名なのはその紅葉です。赤く染まった葉に彩られる山々は見事なものです。

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シラタマノキ

Gaultheria pyroloides


 中部以北の本州、および北海道の亜高山から高山に自生しています。中国地方の大山や道後山にも隔離分布しています。偽果や葉を潰すと湿布薬の匂いがしますが、その正体はサリチル酸メチルです。

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ウコンウツギ

Macrodiervilla middendorffiana


 花冠が3~4cmの黄色い花が6〜7月に咲きます。下側裂片の中央に黄色から橙色の網点が付きます。ウコンウツギはその花の形から口吻の長いハナバチに適していると考えられます。

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カンボク

Viburnum opulus var. sargentii


 江戸時代に房楊枝と呼ばれるものがありました。箸状にしたカンボクの材の片端を煮て柔らかくし、房状に割いたもので歯磨き用として用いられていて、肝木楊枝とも呼んだそうです。

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コヨウラクツツジ

Rhododendron pentandrum


 山地から亜高山の林地に生えています。5〜7月に枝先から複数の赤褐色の花が咲きます。花冠が5mmほどの小さいリンゴの形をしたつぼ状の花で、目立ちません。

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