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ウメモドキ

Irex serrata

 日本固有種で湿地の近隣や林内の湿ったところに生えています。樹高は2〜3mで樹皮は灰褐色です。葉は長さが3〜8cmの楕円形で先が尖り細かい鋸歯があります。6月に薄い紫色の小さい花をたくさん咲かせます。雌雄異種ですが、雌花には退化した雄しべが、一方の雄花には退化した雌しべがあります。葉や枝振りが梅のそれに良く似ていることから「ウメモドキ」と名付けられました。[1][2]
 9〜10月には直径5mm程度の果実が赤く色づき、冬になって葉が落ちても残ります。実を付けた様子が美しいことから鑑賞を目的に昔から雌株を庭木として植えたり、切り花として利用されてきました。そのため栽培種もいくつか存在します。

発芽抑制作用のある果肉

 ウメモドキの果実は鳥がよく食べます。果実のまま播いても発芽する率がかなり低く、果肉を取り除き冬の低温にさらされた後で春の様に温度を上げると発芽率が向上するようです。ウメモドキの果肉に発芽を抑制する作用があり、自然の状態だと鳥に食べられることが発芽の条件になるわけです。[3]

Gallery

Irex serrata

樹形

日光植物園

Taken on July 15, 2011


 日本固有種で湿地の近隣や林内の湿ったところに生えています。

雌花

小石川植物園

Taken on June 10, 2011


 6月に薄い紫色の小さい花をたくさん咲かせます。雌雄異種ですが、雌花には退化した雄しべが、一方の雄花には退化した雌しべがあります。

果実

日光植物園

Taken on Oct. 31, 2010


 9〜10月には直径5mm程度の果実が赤く色づき、冬になって葉が落ちても残ります。

樹皮

小石川植物園

Taken on June 10, 2011


 樹皮は灰褐色です。

日光植物園

Taken on July 15, 2011


Property

Irex serrata

分 類
和名: ウメモドキ(梅擬)
学名: Irex serrata
目: モチノキ目(Aquifoliales)
科: モチノキ科(Aquifoliaceae)
属: モチノキ属(Ilex)
分布: 日本
国内分布: 本州、四国、九州
用途:
特 徴
針葉/広葉: 広葉樹
常緑/落葉: 落葉樹
樹高: 低木
葉形: 単葉(不分裂)
葉序: 互生
葉縁: 鋸歯
雌雄: 雌雄異株(単性花)

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