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ハチジョウキブシ
Stachyurus praecox var. matsuzakii

 日本固有種で本州(伊豆諸島、三浦半島以南)四国、九州の沿岸に生えています。キブシは地域によって葉の大きさや形が異なり、亜種が多いのが特徴です。ハチジョウキブシは枝が太く、他に比べて葉の厚みがあって大きくなります。先端が細長い卵形の葉で、長さは10〜15cmにもなります。葉が展開する前の3〜4月、垂れ下がった花序に多数の花が咲きます。ハチジョウキブシは雌雄異種であり、どちらの株も単性花です。雄株の花は雌しべが退化し、雌株の花は雄しべが退化しています。[1][2][3]

 「キブシ」の名の由来は果実をヌルデの五倍子の代わりに代用したためと言われており、「ハチジョウ」は八丈島で発見されたためです。伊豆諸島固有のキブシの変種とされてきましたが、四国、九州にも自生していることがわかっています。

参考文献
  1. 茂木透ら(2009)『樹に咲く花―離弁花(2)(第2版)』山と溪谷社
  2. 林将之(2004)『葉で見わける樹木』小学館
  3. 加藤雅啓ら(2011)『日本の固有植物』東海大学出版会

Gallery

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樹形

小石川植物園(May 4, 2011)

日本固有種で本州(伊豆諸島、三浦半島以南)四国、九州の沿岸に生えています。

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筑波実験植物園(Apr. 3, 2011)

葉が展開する前の3〜4月、垂れ下がった花序に多数の花が咲きます。

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冬芽

小石川植物園(Jan. 7, 2012)

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果実

筑波実験植物園(Sep. 23, 2011)

「キブシ」の名の由来は果実をヌルデの五倍子の代わりに代用したためと言われており、「ハチジョウ」は八丈島で発見されたためです。

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小石川植物園(May 4, 2011)

先端が細長い卵形の葉で、長さは10〜15cmにもなります。

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小石川植物園(May 4, 2011)

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樹皮

小石川植物園(May 4, 2011)

ハチジョウキブシは枝が太く、他に比べて葉の厚みがあって大きくなります。

Property
分 類
和名 ハチジョウキブシ
学名 Stachyurus praecox var. matsuzakii
クロッソソマ目(Crossosomatales)
キブシ科(Stachyuraceae)
キブシ属(Stachyurus)
分布 日本
国内 本州、四国、九州
用途
特 徴
針広 広葉樹
常落 落葉樹
樹高 低木
葉形 単葉(不分裂)
葉序 互生
葉縁 鋸歯
雌雄 雌雄異株(両性花/雌花)
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